電気自動車(EV/PHV)などは、国策としては推進する方向で車の購入や、充電スタンドの設置に補助金が出されています。特に都内など都市部では多くの住戸がマンション化されているために、実際に上手に普及できるかどうかは、マンションで充電可能に対応できるかどうかにかかっているようにも思えます。
しかし現状では1需要場所1契約の原則から、EV充電施設のみを別に課金対象とすることは困難です。既存のマンションではもともと電気自動車は殆どいないわけなのでEV充電を管理組合が導入するには、”受益者負担”の範囲では最初の段階でごく僅かな利用者が導入コストを負担することになりかなり難しい。
Twitter ではテスラを予約発注した人(なぜかリーフのユーザーはでてこない)と、理事会系の人でずいぶんやりとりがあったものですが、冷静に是非を論じてみたいかなで”マンションへのEV充電器の設置”(特に後付け)に関するスレッドを立ち上げておきます。
管理組合理事会目線で書いたもの。
例え補助金で安価に設置できても、今1人も利用者がいないところから数年で投資回収のはかなり難しい。自分にメリットのない組合の支出にはまず総会では賛成されないです。
https://www.sumu-log.com/archives/31701/
次に車を買うならテスラにするつもりですが、それでもマンションの駐車場にEV充電施設は設置しないほうがいいのかなと思っています。
利益を得られる方とそうでない方が生まれる以上、何かしらの揉め事が起きそうなので。。。
私のマンションは、新築時に充電設備が設置してありましたが、1年間誰も使っていなかったので、サービスを停止しました。機器自体はリースなのでお金を払い続けていて、いつでも再開可能です。都内の300戸弱のマンションですが、なかなか利用者がいないので、新規設置となると難しいですよね
うちは理事が30人いるのですが、なかにPHVのユーザーとか既にいるほか、他にも複数名の理事がかなり乗り気なので、数台スタートでぎりぎりペイするか否かをいろいろ計算しているところです。需要予測のアンケートを実施することになりました。
うちもアンケート実施しましたが、10%の人が2年以内の所有を検討という感じでした。(駐車場80台で、機械式&平置き)。次に買い換えるときに考えようって人ですね。まだ築1年なので、前の家のときに買った車を持ってきている人がほとんどです。理事会的には、ポツポツ買い換えではなく、一気に10人ぐらいが買い換えてくれると助かるなぁと思ってます。
あちこちで補助金などの”捻じれ”があって、場所によっては近所のショッピングモールにでかけて充電すれば0円とかいう場合もあるなか受益者負担で初期投資が回収できないなら総会で提案できないわけで需要予測が難しいです。
普及に向けた捻れがたくさんあるんですね…レベルの高い管理組合でないとなかなか後付けは難しそうですね。導入したマンションの固定資産税安くしますとなると受益者負担という視点を変えられて、全員から受け入れやすそうな気がします(算数的にどうかは別として)
うちのマンションの場合。車そのもので、国+東京都+区の三重に補助金がでていて、マンションの充電ステーション補助も国と東京都のダブルです。さらに優遇を増やすとか、そこまで事実上お金を撒いてまで進めないといけないほどの事業なのかな?(原発バンバン運転できるようにも思えない)ってな気も少し。
マンションの管理組合に利益をもたらす充電サービスがスタートしています。EVの利用者が使った分だけ電気代プラスα管理組合にサービス運営者が戻す仕組みで、普通充電機の設置コストも無料の計画のようです。充電器側で電力量を測定するのではなく、車側から充電量をざっくり取得により実現してます
マンションはある規模なら高圧の契約ですが、昼夜の利用量があまり変わらないので気の利いた理事会は大抵季節時間別の料金に移行しています。使った電気の量が図れても”いつ”つかったか(昼・深夜 × 夏・夏以外)がわからないと”いくら”(お金で)使ったかわからない問題があります
意外にも、理事会で紹介してみたら乗り気な理事が圧倒的だったので、うちの理事会では契約数が少なくても損しない程度のところで前向き検討になりました。東京都なので助成ダブル・6kW 2区画・自走式・夜間オンリーです。
ユビデン社のWechargeというものです
https://www.wecharge.com/
これ初めて知りました!
電気代も利用者に付けられるなら、結構いいですね。
先日、「EV充電をマンション駐車場に入れるか?」でテスラ応援団とTwitter上でやりあってしまい、反省しております。現状は特にEV充電器が付いていないから資産価値が云々という話はありませんけど、数年後には状況変わっているかもですね。小池都知事が2030年までの脱ガソリンと言い出
ガソリンや軽油はエネルギーの持ち運びという点ではバッテリーに比べてかなり優れていますね。重量当たりのエネルギー密度が段違いなので「一晩かけて充電」と「3分でガソリン満タン」は条件が違いすぎる。BEVの欠点をマンションに求めるのは…と思います。
欧州メーカーは環境規制によりBEV中心の販売になっていくので、今後都心のマンションに充電器を求めるようになるかもしれません。またテスラモデル3も補助金で都内は激安ですし、より廉価なモデル2が前倒しで定価200万のEVを出してくる噂がありニーズは高まるかもしれないですね。
東京都内かどうかで、ずいぶん変わりますよね。
一部の住民のために有料で充電設備を置くのは非常に良いと思うんですけど、住民の10%程度しかEV所有できないと思うんですよ、混み合ってしまって。
国は全部脱ガソリン、て言ってるので
一軒家住まい→EV
マンション住まい→水素、一部EV
にするのが、意外と現実的かもしれません
国全体での脱ガソリン車目標が2035、確か小池都知事が5年前倒しとかいってましたよね。都内など都市部では、マンションにEV置けないじゃ普及しないだろうとは。私は個人的意見としては水素はコケると信じています。
水素は別に湧き上がってくるものじゃないので、エネルギー保存の形なんですよね。その水素、何で生成するの?となると、普通にスマートグリッド+電池できちんと消費したほうが良くない?と。そんな感じでしょうか。バスサイズなら燃料電池も有りだけど、自動車サイズは微妙、それより小さいクラスは無理、と。
それを踏まえると、脱ガソリンは非常に困難ですね。